地震といえば、地球の話――そう思っていませんか?
実は、地球のすぐ近くにある月でも「揺れ」が起きていることが、NASAの観測によって分かっています。
この記事では、あまり知られていない「月震(げっしん)」の正体と、なぜ月が揺れるのかをやさしく解説していきます。
🌕 月震ってなに? 地震との違いは?
月震とは、読んで字のごとく「月の地震」。
英語では「Moonquake(ムーンクエイク)」と呼ばれています。
1970年代にアポロ計画で月に設置された地震計が、月の内部で揺れをキャッチ。
これが、月にも地震のような現象があると初めて確認された瞬間でした。
📊 月震には「4種類」あるって知ってた?
NASAのデータによると、月震にはおもに4つのタイプがあります。
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深発月震(しんぱつげっしん)
→ 月の深い内部から発生。周期的に起きるのが特徴 -
浅発月震(せんぱつげっしん)
→ 表面に近い場所で起こり、エネルギーも強め -
熱による月震
→ 太陽の熱が月の地面を温めたときに発生 -
隕石衝突による揺れ
→ 宇宙からの隕石が月に衝突して起きる揺れ
意外にも「自然現象だけでなく、宇宙からの衝撃」も月を揺らす原因になるんですね。
⏳ 月の揺れは、実は“なかなか止まらない”
地球では地震が起きても、揺れは数分〜十数分で収まります。
でも月では、いったん月震が起こると「1時間以上も揺れが続く」ことがあるんです。
なぜかというと、月には「水」や「空気」がないため、揺れを吸収・減衰する仕組みがないからです。
そのため、まるで「カーン…カーン…」と金属の鐘が響くように、振動が長く残るのです。
🏗 月震は、月面基地計画の“リスク”になるかも?
近年、NASAをはじめ各国が「月に人類の基地をつくる」プロジェクトを進めています。
でも、こうした月震の存在は、月面基地の安全性にも関わってくる可能性があります。
月面に建物を建てるには、月震に耐える構造や素材が必要。
そのため、現在もNASAなどが詳しいデータ収集を続けています。
💓 月の鼓動に、耳をすませてみると…
月は、静かに夜空に浮かんでいるだけの存在ではありません。
その内部では、たしかに“揺れ”が起きている。まるで、ゆっくりと鼓動を打つように。
そんな月の一面を知ると、今までよりもっと、空を見上げる時間が特別なものに感じられるかもしれません。
次回は、**「月に行った人は何人いる? アポロ計画の裏話をやさしく解説」**というテーマでお届けします🚀
あの有名な「アポロ11号」だけじゃない、知られざるエピソードもご紹介します。どうぞお楽しみに!
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